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2007年12月 9日 (日)

ROLAND V-Drums HD-1を試打

Rolandhd1
http://www.roland.co.jp/V-Drums/HD-1/index.html
昨日実物を見つけたので叩いてみました。

庶民派ドラマーの永遠の課題?は、気軽に自宅でドラムを叩けないということ。世の中に数あるエレドラも、メッシュヘッドなどの採用でプレイ中の音こそ小さくなっても、振動はどうしても消せません。特にキックの振動は想像を絶するもの。
で、このHD-1でとにかく注目したのはペダル。特に右足。一般的なエレドラはフットペダルを使ってビーターがセンサーを叩きますが、コレは思い切ってフットペダル一式を排除してます。つまりペダル型スイッチですね。tskもココの操作感に特に注目しました。

結論から言うと、これもアリだと思いました。が、ナシとも思いました(どっちだ

話を右ペダルに絞ると、良いと思ったところは、静かそうなところ。残念なのは、調整機能が無いところです。
一番不自然に思ったのは、ペダルの戻りがあやふやなところ。つま先前方からさらに斜め上方へ、緩めのスプリングで吊り上げて「戻り」を表現しているのですが、これがなんとも腑に落ちない感じです。
「なもん、慣れだ」と思わなくもないですが、多少の調整機能があっても良かったのでは?と思います。たとえばバネの強弱、踏み込み深さなど。

一番ツライなと思ったのは、このペダル(型スイッチ)では、かかとを上げてのダブルアクションが踏みにくいんです。ダブルが絡まないシンプルなフレーズなら問題ありませんが、足を前方や横にスライドさせてのいわゆる「サンバキック」なんかはひっじょーに難しいです。戻りが遅いのか、スイッチが反応するまでの踏み込み距離が長いのか、何だか良くわかりませんが難しいです。
対処法としては、ヒールダウン奏法でペダルと足の裏を一体化させることです。こうすると違和感が減ります。
普段からヒールダウンでプレイする人は抵抗ないと思いますが、熱くなるとすぐにかかとが上がってしまう私にはちょっとムム、と思いました。

でも、エレドラってそもそも違和感のカタマリなんだよなーとも思います。通常のキックペダル+パッドの方式でも、違和感は必ずありますし、ハイハットペダルも一昔前から変貌を遂げた!といいつつ実はまだまだウソっぽいです。スネア・タム・シンバルなんかは、どんなに上位機種を叩いても、ウソ感は必ず残ってます。
どれも常に進化して今の形があるわけで、そう思うとこのローランドHD-1の右足も、はじめの一歩としてはかなりがんばっているのではないか、と思うわけです。

そういう意味で、アリともナシとも思ったtskですが、結局は欲しいです。だって小さいのに十分面白いんだもん。
まったくの初心者がコレばーーーっかり叩いていたら生ドラムはうまくなりませんが、生を知ってる人が「これもアリ」と頭を切り替えて叩くには十分存在意義があると思いました。

ちなみに、生よりエレドラが絶対に勝っていると思うのは、打点が正確になること。パッドが小さい(直径が小さい)から、スティックを振ったときの軌跡を正確にしないといけません。
逆に、絶対にエレドラが劣っているのは、音色の出し方を勉強できないこと。パッドの上に間違ってスティックを落っことしてもプロが叩いたスネアの音がしますから。

ということで、誰か買って。クリスマスだし。
ついでに家も。

■ROLAND V-Drums HD-1

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カホン・ドラム」カテゴリの記事

コメント

いやぁ、金あったらマジほしいっす。
高いだけのことはありますよね。

難点はブラシワークが出来ねぇ〜んだよなぁ〜。

投稿: tune | 2007年12月 9日 (日) 09:44

昨日ローランドの電子ドラムを試打してきました。


息子が。


今のドラムってすごいですね。
ドラム1台で曲になっちゃってて…びっくりしました。
コレは小さくていいですね。
息子がやりたそうだったら欲しいなぁ。

投稿: えり | 2007年12月10日 (月) 14:30

僕の友人で2人、V-DRUMを所有しています。
2人ともプロですが、一方は和太鼓奏者で、
一方はドラマーです。

2人ともフルセットです。
一時期そのセットが僕の家に小規模ですが、
置いてありました。


僕の部屋は出音に関して、かなり恵まれた集合住宅
ではありますが、やはりキックが…(笑)

HD-1に関しては試奏していないのでキックの感覚は
分かりませんが、結局何処まで行っても生ドラムでは
ないでしょうね。

ただひとつ言える事は、ドラム本体は特に電子化が
遅れている楽器だと言えますね。

ギターはエレキになってから、かなり時間が経過して
いますが、現在では誰もアコギの代用品だとは思わな
いでしょうし、そもそも音量を大きくする目的で進化
した面が大きいと言えます。

しかし、よく考えてみると、“レコーディング“という
事を考えた時に、アコギを忠実に再現出来ている楽曲
に出会える事は殆ど無いんですよ。

だから、どちらにしても電子化された時点で
違う物になります。
(フェンスも例外ではありません)

鳴っている楽器数が多ければ、エンジニアによっては
周波数的に他の楽器と被っている所をカットします
から、楽器本来の音とは違います。


グダグダ書いてますが。(笑)

結論を先に言いますと、違う楽器ですよね。
MTとATとCVTみたいなもんですね。(笑)

生ドラムのペダルに関しても細かく言えば
違うと言うのは愚問愚答でしょうけど。(笑)

とにかく相対的に見たら不満しか無いですよね。
生ドラムの練習用と謳っている訳ですが、
知っている人はそれを鵜呑みして買わない
でしょうね。


でも、プロドラマー全てが自宅で生ドラムを練習
出来る環境に無い訳ですから、その“差異”を克服
してる筈です。


それに一般的に言えばアンサンブルでこそ良さが
発揮される楽器ですから、セッションする事が
いちばんの練習ですよね。


友人のドラマーは自宅で生ドラムが叩けて、
簡易のレコーディングまで出来る環境に
あるにも拘らずV-Drumを購入し、結局
生ドラムで練習してます。(笑)


“エレクトリックな楽器”という観点で視れば、
音色は全て“テクスチャー”です。


エレドラでそのテクスチャーを発信すると考えれば、
キーボーディストや打ち込みでは真似出来ない様な
グルーヴ感で奏でられるという強みがあります。


既存のドラマーに無い感覚だと思います。
ドラマーより早くデスクトップで音楽を作っていた
人達が気付いた事なんですよ。

その点で視るとドラマーの世界は少し昔気質です。
もっと自由に、叩くと言う束縛から開放されて、
色とりどりの音色を奏でて欲しい所です。


だから僕はV-Drumの存在意義は生ドラムの相対に
あるとは思いません。
存在意義はこれから作る事ですから。


未来を切り開けるかどうかは、プレーヤーの手に
掛かってます。

まぁ生き残らないかも知れないけど。(笑)

ちなみにデスクトップから生ドラムへフィードバック
したスタイルがYouTubeで観れます。
若干デジタル機器も使用しているので、
サイボーグと言った所でしょうか。


http://jp.youtube.com/watch?v=kp5OxEzxuSg

個人的には下もかなり好きなんですが。(笑)


http://jp.youtube.com/watch?v=2QfwKqy3LyY

本文はこれで終わりです。(笑)
暇でしたら、続きをどうぞ。


僕はヤマハのサイレントギターを持ってるん
ですが、これも確かにギターではあるんで
押弦やフィンガリングの練習にはなりますが、
厳密に言うとアコギの練習にはなりません。


でも、ライブになればPAを通すので、
結局ピックアップというマイクが必要になります。


狭い部屋で数人の人を相手に演奏するならば、
生でいいと思いますが、歌い手さんが居る場合は、
その人がそれぞれの楽器の限界音量を把握出来て
ないと、細かな音色コントロールをしても大声で
歌われればそれで終わりです。(笑)


ちなみにクラシックギターは800人前後のキャパの
ホールで、生演奏するという、とんでもないジャンル
です。

演奏直前は、800人のホールが無音になります。
はっきり言って鳥肌モノですよ。

話を元に戻しますが、アコギのマイクもかなり進化
しましたが、やっぱりオモチャみたいな音です。
TSKさんの言う、“ウソ感”です。


だからどんなに部屋で繊細なアコギの練習をしても、
ライブではヘッポコな音で演奏するし、
レコーディングも楽器数が多ければ本来の繊細な
音色が出ないんです。


サイレントギターはアコギにマイクを付けた物とも
違う音がしますが、“知らない人”には“アコギ”っぽく
聴こえます。


僕からすればどちらにしても物足りませんが、
サイレントギターにはそれらを凌駕する長所が
あります。


それは、“どんな環境でも同じ音がする“という
安定感です。
たとえイスラエルでも、です。(笑)


これがホンモノのアコギだと大変です。
屋外や会場の温度、湿度、天気で音色も
チューニングもまちまち。


ケースを空けてその場所の環境に馴染むまで、
なかなか安定してくれません。


その点サイレントギターは軽くて頑丈だし、
音色も個体差無く安定してるので、普段の練習が
そのまま現場でも通じます。

ハウスエンジニアにセンスが無くても大丈夫。(笑)


だから演奏環境にナーバスにならないし、
日本の楽器屋さんなら大抵何処でも売ってるので、
最悪壊れても近くの楽器屋さんで調達出来ます。


あらゆる演奏シーンを考慮すると、今の自分には
本物のアコギよりもサイレントギターの方が、
聴き手にアコースティックな雰囲気を届けられる
訳です。見た目はNGですが。(笑)


目的に因ってセレクトする楽器も練習法も
かなり違うというのは最近学んだ事ですね。

アコギのインストを演奏する人をフィンガーピッカー
と言うんですが、この世界の人達は、ほぼ全員アコギ
にマイクを付けています。

フィンガーピッカーはずっと生とマイクの差異の
問題を抱えて来ましたが、現在その先端に居る人達は
それを受け入れて、アコギそのものの作りをマイクを
通してPAから出る事を想定して制作して貰っている
様です。


だから、
“生だと良くないけどPAから出るとアコギに近い”
という逆転の発想で挑んでます。

長くなりましたが、この辺で終わりにしようと
思います。(笑)


投稿: とんがり | 2007年12月11日 (火) 01:58

>tuneさん
ほんと、もう、買っちまうか?!くらいのところまで、何度も行きそうになってます。
子育て期間は、スタジオ行く事すら非常に躊躇われますから・・・
これならおんぶしながら叩けるし、おしっこしたらすぐ変えれるし・・・


>えりさん
おほ!息子さん、えらいね!ドラムやるなんて!
つーか、打楽器はほんと子供にぴったりだね。
だれでも音出せるもん。だから俺でもできるんだよな。

投稿: tsk@管理人 | 2008年1月14日 (月) 23:27

>とんがりさん
えーと、俺、何書いてたっけ?(笑
思わず読み返しましたよ

ですね、ですね。
とんがりさん、さすがの補足と、助言に納得です。電化が遅れたなんとやら・・・って、どこかで聞いた話ですね(笑

いやほんと、実はすごく欲しくてたまらないんですよ。買う前にどこかで借りられたら、騒音レベルが知れますよね。
探してみるか・・・あるんかなあ

投稿: tsk@管理人 | 2008年1月14日 (月) 23:43

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